こんにちは
何のために生きてるんだろう?って青臭い事を考えたっていいじゃない。
むったです。
『人生生きててもつまらない』
『毎日仕事仕事で…何のために生きてるんだろう…』
今でこそ、30代で夢追い人なんてやってますが、自分にも、確かにこう思っていた日々がありました。
毎日がしんどくて、苦しくて、自分でもどうしていいかわからなかったそんな時。
いくつかの「きっかけ」が、自分の人生を180度変えてくれたんです。
全ての人に当てはまるわけではないかもですが、そんな「きっかけ」もあるのかと。
少しでも参考になればなと、ちょっとまとめてみます。
何のために生きてるのかわからない…を探す旅に出してくれた友人
いい年をして、なんて青臭い事を言ってるんだと思われるかもですが。
「自分は何のために生きてるんだろう?」って、ずっと考えてモヤモヤしてる時期がありました。
性格的に、理由や目的がないと行動できないタイプの人間だったんだと思います。
毎日毎日仕事でクタクタになるまで働いて、休日は疲れをいやすために寝るだけの日々。
そうして手にしたお金で何かをしたいわけでもなく、ただ、食べなくちゃ生きていけないからまた働いて…って。
少しずつ少しずつ。
自分が「働くために生きてるのか」「何のために働くのか」「そうしてまで生きなくちゃなのか」って。
ドツボにはまっていったんですね。
そんなある日。
煮詰まってる私に、一人の友人が、一冊の本をプレゼントしてくれました。
何にも書いていない、中身は真っ白な、無印の「文庫本ノート」です。
そして、このノートが一杯になったら、このノートを僕に返してくれない?
友人はそう言って、1ページ目に、彼の「生きる理由」を書いてくれたんです。
彼が何を思ってそうしてくれたのかは、当時はわからなかったけれど…
その時に、自分に「生きていく理由」が一つ出来たんです。
それから、出逢う人たちに一人ずつ、その人たちの「生きる理由」を書いてもらいました。
自分以外の人たちが何のために、何を考えて生きているのかを知る事で、自分の考え方の幅が少しずつ広がって。
誰かと出会う事が、少しずつ楽しくなっていって。
時には、自分のダメさ加減に落ち込むこともありましたけど、それでも。
空虚だった自分の人生が、少しずつ鮮やかになっていきました。
自分以外の人たちの生きる理由を知る事で、見える何かがあるんだなって。
自分ひとりで「生きる理由」が見つけられない時は、人に頼ったっていいんだと気づいたきっかけでした。
毎日が楽しくない…仕事を辞めたきっかけ。
そうしてどうにか前に向かって進めるようになって、自分の夢を思い出すことができました。
「仕方なく」ではなく「自分のやりたい事を達成するために」。
働いてお金を稼いで、自分の夢を叶えようって思えるようになれたんですけど…
そうして働いていたある仕事が、体力的にも精神的にもキツイ仕事だったんです。
毎日毎日「寝たら明日が来る…」って憂鬱で、夜中も何度も目が覚めては「後〇時間後には会社だ…」なんて考えて。
出勤前は玄関に座り込んで、遅刻するギリギリまで靴を履けないなんて毎日でした。
生きる目標はあったけれど、その為に頑張るのがしんどくなった時期だったんだと思います。
やりたい事があるから、その為にどうにか頑張れてるけど、それももうギリギリな、そんな時でした。
そんな中、「最近疲れてるね?」と声をかけてくれた友人が言ってくれた一言が、自分を救ってくれました。
頑張れそうなら続けて大丈夫。無理そうだったら今すぐ辞めな。
・・・なんで3か月?
って、疑問だったんですけど・・・
友人曰く、3か月がボーダーラインなんだそうです。
でも、「3か月たったら辞められる!」って考えても頑張れそうになかったら、それだけ体と心が参ってる証拠だから、今すぐ休んだほうがいいよ。
何の根拠があるのかわかりませんでしたけど、自信満々に言う友人がなんだか頼もしくて、眩しくて(笑)
それから、友人は自分を「海」に連れて行ってくれました。
夕陽が地平線の向こうに沈んで行って、海が金色にキラキラ光ってて。
ぶっちゃけ、なんで海なんだ?って思ってたんですよ、自分。
そんな私を見て、友人が、こう言ったんです。
よく意味がわかんなかったんですけど・・・
コイツが言うならそうなんだろうなって、次の日に職場に退職の話を切り出しました。(笑)
すると、仕事を辞めたとたん、世界の色が変わったんです。
朝日がキラキラ眩しい事とか、チュンチュン鳴く雀の声とか。
今まで気にも留めなかった、当たり前の世界のすべてが、なんだか無性に美しく見えたんです。
「あれ?同じものを見てるのに、なんでこんなに見える物が違うんだろう?」って。
美しい物を見て美しいと感じなくなった時。
友人の言ったように、こんな時は、自分の環境を変える時なのかもしれないのかもですね。
「毎日を楽しくするカレンダー」を作る
最後は「つまらない単調な毎日」を楽しくする為の、新しい自分を発見するきっかけです。
毎日がつまらない・・・って、とても贅沢な話なのかもですが、人間ですからそう思っちゃう事もありますよね。
- 毎日毎日同じルーティーンの繰り返し
- 刺激的な何かがあるわけでもなく…
- 周りに置いて行かれる気がして、このままでいいのかな?って焦る毎日
そんな自分を変えるために、作ってみたのが「毎日を楽しくするカレンダー」でした。
100均で売ってる、こんなポケット付きのカレンダーに「自分が楽しくなるような事・刺激を与える事」が書かれたメモを入れるんです。
私の場合は「今までの毎日とは全然違う毎日」にしたかったので…
- 普段の自分ならまずやらない事
- テンションが下がってる時にあると嬉しい事
こんな事を書いてます。
「誰かと世間話をする」とか「人からありがとうと言われることを必ず一つする」とか。
テンションが下がりやすい月曜日は、好きなおやつを買っていいように、500円お小遣いを入れたり…とかですね。
自分でも何を書いてたのか忘れてるので、「今日はこれか!」なんて。
毎日が少しずつ新鮮になります。
誰かの言葉やふとした行動がきっかけになる事って、結構あるんですよね。
自分だけじゃどうにもできない…ちょっと煮詰まってる時は、誰かの言葉に耳を傾けて考えてみるのもいいかもしれません。
私の人生を明るくしてくれたきっかけが、どこかの誰かの「なにかちょっとしたきっかけ」になればいいなと。
ちょっとまとめてみた次第であります。