こんにちは
我が家の車はいつも10万円代の中古車だよ!
むったです。
大事に大事に乗り続けて早10年。
我が家の愛車のワゴンRがもうすぐ車検を迎えるにあたって、新しい車の購入を検討してるのですが…
安い中古車探しって難しいんだよね・・。
そんな中、たまたまポストに入ってたチラシで見かけたのが
『月々1万円ちょっとで新車の軽自動車に乗れます!』
…という、「フラット7」なるものでした。
軽自動車のカーリース フラット7とは一体なんぞや?
『フラット7』という名前のその広告でしたが、どうやらこれは「カーリース」というサービスの1つっぽいです。
カーリースとは・・・
- 契約者は好きな新車を選ぶことができ、リース会社が契約者のために車を購入
- 契約者はリース会社に月々「リース代」を支払う
- リース代には「車検代・定期整備代・税金」などの維持費も含まれる
- 決められた年数(リース期間)後には、車は返却したり、買い取ったり。さらに乗り続けるなどの選択肢があり
こんな仕組みになっています。
そう言えば「3年ごとに新車に乗れる!」とか「5年ごとに車を乗り換え♪」なんて広告を目にした事がありました!
『新車なんて家には関係のない話だよ…』と気にも留めてなかったけど、これがアレだったのかー!
で、ですね。
フラット7もその「カーリース」の一種で、こちらは『軽自動車の新車を7年リースする』サービス。
一番安いプランだと、月々1万円と消費税の10,800円の支払いで、軽自動車の新車に乗れちゃいます。
ざっくりですが・・・
- 頭金なしで、軽自動車の新車を7年間リース(借りる)し、7年間毎月決まった額を支払う方法で…
- 定期的なオイル交換(13回分)、2回の車検代、自賠責、税金(7年分)と維持費もコミコミ!(基本的なプラン)
- 7年後は「買い取り」「引き続き乗る」「返却」「新しい車に乗り換え」などから選べる
こんな感じです。
軽自動車専門のカーリースで、7年という比較的長期間なプランというのが特徴なんですね。
普段ちょい乗りにしか車を使わないので「軽でいい」なんて時や、3年・5年の短期間では乗り換えない時には向いている気がします。
フラット7のカーリースはお得なの?購入するより安いんですか?
なんとなくシステムはわかりましたけど・・・
で、結局安いの?
普通に車を買うよりお得なの??
ってところが重要ですよね。
カーリースについて検索してると、『カーリースは損をする!』とか『カーリースのデメリット』なんて言葉もちらほら…。
一見お得そうだけど、裏がありそうな気もしちゃいます。
カーリースの支払いシステム
実際にリース会社に電話して調べたところ・・・
カーリースでは、『残存価格』(設定残価)というのを設定しています。
リース期間終了後の車の予想価格を見積もって、その分を差し引いた金額を月々支払っていくのでお得なんです!
とのことでした。
話を聞いただけじゃいまいちピンと来ないのですが・・・
- リース期間が7年の場合は、7年後のその車の予想価値(残存価格)をあらかじめ見積もる ⇒ 現在の新車価格は150万円だけど、7年後は50万円だろう
- 新車価格150万円から残存価格(設定残価)の50万を差し引いた100万円を、7年間のリース料として支払っていく ⇒ 12か月×7年=84回払い。月々1万円ちょっとの支払いになる
こんな感じです。
残存価格(設定残価)を引いた金額を月々支払うので、新車をまるッと購入するよりは安くなる…というわけなんですね。
・・・が!
車の使用状況によっては7年後の「査定額」が変わってくるよね?
そうなんです。
「残存価格(設定残価)」がどうやって設定されてるのか、詳細は謎ですが、こちらはリース会社ごとに細かなルールがあるようです。
- 傷やへこみがある
- タバコのヤニ汚れや匂い、コーヒーなどのシミがある
こんな場合は、査定額が「残存価格(設定残価)」を下回ってしまう事も。
そうなると、リース終了時にその 差額を支払わなくちゃいけない んです。
逆に、査定額が上回った時はその差額が 返金 されます。
今回、近所のフラット7さんへお話を聞きに行ったところ…
- 契約走行距離があり、それを超えた場合は減価査定になる
- 7年間の走行距離が7万キロを超えた時は、1キロにつき10円支払う
- 事故や定期整備などで、提携の整備所以外に持ちこんでメンテナンスしていた場合は、設定残価が下がることもある
このような決まりがあるとの事でした。
「残存価格」が高く設定されていれば、リース料は安くなる…。
でも、その分リース後の「査定額」も高値が必要になるわけで、気を使って車に乗らなきゃいけないんですね。
中古車の相場が落ちる…なんて、自分の力じゃどうにもならない事もあるわけで。
そういう点は「カーリースのデメリット」とも言えるかもです。
支払いが一定額って言うけどボーナス払いがあるので…
リースの最大のメリットは「車検や税金など、急な大きな出費がない」ところ。
毎月一定の決まった料金の支払いで済むのが売りですが・・・
チラシに『ボーナス時:〇円』って書いてあるじゃん!
そうなんです。
毎月定額と言いつつも、大抵のリースは「ボーナス時は多めの支払い設定」の上での「月々1万円ちょっと表示」。
年に2回、ボーナス時は別に3万円ちょっと支払う計算で、その他の月々の支払いが1万円ちょっとという物が多いようです。
(ボーナス時の加算額はリースの会社によって違います。)
今回、フラット7さんでの契約を検討してお店に行ってみたのですが、お話を聞いたところ「ボーナス払いなし」の場合だと、月々の支払いが5000円ほど高くなるとの事でした。
この辺りも踏まえておかないと、「話と違うじゃん!」とがっかりしちゃいますね。
でも、いろいろひっくるめて・・・
・・・なんて我が家向きのサービスなんでしょ!!
フラット7のリースが向いている人ってこんな人!
いや、なんせ我が家は今。
実家の借金問題で、家族総出で任意整理のお金の返済真っ最中…。
安い中古車を買うにしても、車検付だと15万円は必要だし…
そんなお金を一括でなんて到底無理ですやん?
かといって今のぼろ車を車検に出しても、次の車検までいろいろ故障が出ちゃいそうだし…。
今すぐ一括の15万円より、月々1万円ちょっとの7年払いの方が、ぶっちゃけ助かるんです!!
そうなんですよねー。
中古車をサクッと購入して、気を遣わずに乗りまわせるのは気分的に楽ですが、お金のことを考えると、カーリースはやっぱり便利。
- まとまったお金を払うよりも、月々の少額払いの方が助かる
- 車検や税金など、不意に訪れる突然の出費が嫌い
- そう頻繁に車を乗り換えるつもりはない
- 普通車じゃなくていいもん!軽自動車で十分だもん!
まさに我が家がこれなのですが、こんな場合はフラット7のカーリースも向いてるかもなぁと思います。
そんなこんなな「フラット7」。
直接お店に行って話を聞いた結果、新車が欲しくなったので契約する事にしましたー♪
・・・が!
カーリースには、貧乏人の敵、魔の「審査」があるんですよね・・・!
次回は、お店での契約編として、そのあたりのお話をご紹介します。