こんにちは。
だれか私に仙豆をください!
むったです。
コンビニで当たり前のように売られている「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」。
個人的には・・・
- 元気ややる気を出したい時に飲むエナジードリンク
- 疲れた時に飲む栄養ドリンク
…というざっくりイメージですが、この二つの違いってなんなんでしょう?
成分や効果に違いがあるのか、気になったので調べてみました。
栄養ドリンクとエナジードリンクの違いってそもそもなに?
エナジードリンクと栄養ドリンクの違いってなんなんでしょ?
個人的にはどちらも「元気が欲しい時に飲むもの」なんですけど、調べてみるといろいろ違いがありました。
- 栄養ドリンクは「医薬品及び医薬部外品」、エナジードリンクは「清涼飲料水」
- 栄養ドリンクには「タウリン」が入っているがエナジードリンクには入ってない
- カフェインの量の違い
大きな違いが「医薬品及び医薬部外品」と「清涼飲料水」の違いです。
栄養ドリンクのラベルでよく「タウリン3000㎎配合」なんて目にしますが…
このタウリンには「肝臓強化・疲労回復・滋養強壮」などの効果があると言われています。
が。
タウリンは医薬品成分扱いなので、清涼飲料水であるエナジードリンクには配合できません。
その為、エナジードリンクには代わりとして…
- カフェイン:神経を興奮させる。眠気や倦怠感に効果があり、集中力がアップする、仕事の生産量があがる…なんて研究結果も
- アルギニン:免疫力向上・疲労回復(脳疲労の回復も)などの効果
こんな「医薬品扱いじゃない成分」で元気になりそうなものがいろいろ配合されてるんですね。
こちらは「モンスターエナジー」の成分表です。
疲労回復効果のある「アルギニン」に体の代謝を活発にするビタミンB群。
よくわからんけど元気になりそうな高麗人参とか。
確かに体の調子をアゲアゲにしてくれそうな成分たちですね!
カフェインの含有量にも違いがあります
また、カフェインの含有量にも違いがありました。
- レッドブル 250㎖:80mg
- モンスターエナジー 355㎖:142mg
- リポビタンD 100㎖:50mg
- チオビタドリンク 100㎖:50mg
- アリナミンV 50㎖:50mg
栄養ドリンクは1本あたり50mg。
それに対し、エナジードリンクはかなり含有量が多いんです。
カフェインの効果ってちなみになんなの?
栄養ドリンクにもカフェインにも入っているカフェイン。
一体どんな効果や作用があるかと言いますと・・・
- 脳を覚醒させる作用、解熱鎮痛作用などがあると言われている
- 利尿作用もあるのでトイレが近くなる
- 摂取後20~30分くらいで血中濃度が最大になり、4~5時間で半減期になり効果がなくなる
ざっくりですがこんな感じです。
脳を覚醒させるカフェイン…。
ここにビタミンB群やアルギニン、ドリンクに含まれてる糖分達がコラボする事で…
なんか目覚めてきた!気分もシャキッとしてきたし、もうちょっと頑張れるかも!
と、やる気が起きたり気分がリフレッシュするようです。
カフェインの摂取量って一日どれくらいまでOKなの?
でも、注意しなきゃいけないのがカフェインの摂取量。
カフェインを一度に大量に摂取しすぎると・・・
- 動悸
- 吐き気
- 胃痛
- めまい
こんな「カフェイン中毒」の症状が出る事もあるんだとか!
ひどい時には死に至る場合もあるそう…。
よく海外で「エナジードリンクの飲み過ぎで死亡」なんて話を聞きますが、カフェインの摂り過ぎには注意が必要なんですね。
また、急性中毒だけでなく、長期間大量のカフェインを摂取することにより病気のリスクが高まるなどの「慢性的な中毒」もあると言われています。
気になるのが『どれくらいの量だったら大丈夫なの?』というところですが…。
カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。
引用:厚生労働省HP 食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&Aより
はっきりとは定められていないんですね。
ただ、世界各国でカフェインの過剰摂取に関する注意喚起が発表されていて…
欧州食品安全機関(EFSA)では…
- 大人では、カフェイン摂取量が3 mg/kg体重であれば急性毒性の懸念はない
- つまり、体重70 kgの大人であれば、1回当たり200 mgのカフェイン摂取であれば健康リスクは増加しないとしている
- また、習慣的なカフェイン摂取に関しては、妊婦を除く大人では1日当たり400 mgまでであれば健康リスクは増加しない
カフェインを一度に摂取する量は、体重50㎏の人であれば、150㎎。
60㎏であれば180㎎程度であれば急性中毒の懸念はない・・・と。
体格によって摂取量の差がかなり大きいですよね!
これだと、1日の摂取量についても「大人は一律400㎎まではOK」というわけではなさそうです。
(この点については正確な資料が見つからなかったので、わかり次第付記します。)
カフェインはコーヒーや緑茶、紅茶、チョコやガムなどにも含まれているので、その辺りも考慮する必要があります。
とりあえず、カフェインたっぷりのエナジードリンクを一気に飲むのは危ない!…って事なんですね!
配合されてる成分とか、カフェインの量とか。
なんとなく栄養ドリンクとエナジードリンクの違いが分かってきた気がします。
え?中にはタウリンが配合されてるエナジードリンクがあるんだけど?
でも、いろいろ調べてると「タウリン」が含まれているエナジードリンクもあったんです!
それがこちら、「ミラクルエナジーV」(サンガリア)。
サンガリアと言えば、我らエコノマイザー(倹約家)には欠かせない低価格ドリンクを取り扱う会社。
こちらのミラクルエナジーVも、ドラッグストアで98円/1本となかなかの安さでした。
Amazonだと箱買いすれば約78円/本と、エナジードリンクの中ではコスパ最強だと思います。
味もレッドブルに近くて、「エナジーってる」感もなかなか!
そんな素敵なミラクルエナジーVなのですが・・・
「タウリン(抽出物)」。
ね!タウリンが含まれてるんですよ!!
タウリンには「合成」と「天然」があるようです
どうやら、タウリンには「合成タウリン」と「天然タウリン」なるものがあるそう。
その名の通り「合成」か「天然」かの違いなのですが、日本では…
- 合成タウリン:人工的に生成されたタウリン。医薬品扱い
- 天然タウリン(抽出物):魚介類など、自然界の天然由来の成分から抽出したタウリン。食品添加物として使用可
天然タウリン(抽出物)は医薬品扱いではないので、食品添加物として使用することができちゃうんだそう!
タウリンにもいろいろあるんですね。
ですが、サンガリアさんのHPによると…
『※本商品のタウリンは食品添加物(調味料)目的で使用しています。』
とのこと。
栄養成分表示にも「タウリン」の記載はなかったです。
どうやらこちらのタウリンに「元気になる」的な効果は期待できないっぽいですね。
でも、食品添加物としてでも入ってるって心意気がっすね。やっぱり好きだなぁサンガリア!
エナジードリンクと栄養ドリンクの違い!成分や効果っていろいろ違ったんすね!
そんなわけで。
『とりあえず、どっちも元気になるんでしょ?』と、同じ目で見ていたエナジードリンクと栄養ドリンク。
調べてみるといろんな違いがありました。
配合されている成分的にも・・・
- エナジードリンク:やべ!締め切り間に合わないや!今日は徹夜だな…。よし!エナジードリンク飲むか!
- 栄養ドリンク:2日間貫徹でボロボロやで…。ご飯もろくに食べてないし、なんか体もだるいわ…。栄養ドリンク飲んで回復しよ…。
こんなイメージなのかなと。
ふと気になった「エナジードリンク」と「栄養ドリンク」の違い。
いろいろ調べてたらめちゃくちゃ時間が過ぎて、ネットのお仕事の納期が明日までだった事に今ようやく気付きましたw
締め切りが間に合いそうにないので、とりあえずエナジードリンク飲んで今夜は徹夜で頑張りまっす。