30代 ワーホリ

 

座布団ひよこ

こんにちは、むったです。

12年間勤めていた仕事を30歳で辞めて、夢を追いかけワーホリを使ってドイツへ語学留学。

その後、さらに1年間のドイツ滞在を終えて日本に帰国した私ですが…。

 
『ワーホリ後の生活ってどうなの?』と、仕事を辞めてカナダへのワーホリを考えている知人に質問されました。

 
そこで、今回は、帰国後の仕事の状況や、現在の生活状況。

今はどうやって食べていってるのか…などなど。

 
30代で夢を追う生活を続けている、独身女性のリアルなお話を、ちょっと掘り下げたいと思います。

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ワーホリ後の人生 30代女性の今をちょっと晒します

30歳を機に「ずっとやりたかった事にチャレンジしよう!」と仕事を辞めて早5年。

帰国後はなんだかんだでフリーターとして生活してきました。

 
月の手取りが7万5千円…なんて時もありましたが、ここ1年でようやく安定して月収15万円を稼げる生活になりました。

 

解説ひよこ

仕事を辞めたきっかけや、追いかけてる夢についてはこちらを読んでいただけたらです。

>>> 30代で夢を追うのは遅い?仕事を辞めて思うリアルな気持ち

元々、「将来の夢の為に!」と行ったワーホリでしたが、夢を叶えるためにはまだまだ勉強が必要な段階。

とりあえず、食べていく為に仕事をすることにしたんです。

 
帰国後の再就職は苦労しそうだなぁ…とは思っていましたが…。

30歳を過ぎてのワーキングホリデー、面接であれこれとつつかれました…。

ワーホリ後の仕事探し 再就職に苦労しました…

渋いおじさん

なんでその歳で海外に行ったの?

こんな問いかけに、最初は無難に「語学の習得と見聞を広めるために…」的な事を言っていましたが…

 

渋いおじさん

1年間も海外に遊びに行けるなんていい生活だねー。

あなた位の年齢じゃ、みんなバリバリ働いてるよ?

なんてですね。

 
『ある程度年齢を重ねてからのワーキングホリデーは、その後の再就職が難しい』

 
なんとなく聞いてはいましたが、「こういう事なのか…」とリアルに感じた瞬間でした。

 
そのうち、将来の事を隠してる自分もなんだか違うような気がして、正直に打ち明けると…

 

渋いおじさん

へー、夢があるんだ!

でも、やりたい事があるんだったら、ココもいずれは辞めちゃうんでしょ?

と、ど正論で返されちゃいまして。

 
語学に関係のない就職先を選んでしまった事もあると思いますが、爪が甘かったなとつくづく思いました。

 
でも、嘘をつくのも嫌ですし、過去も否定したくないですし。

自分に嘘をついて働くのも嫌だったので、結局フリーターという道を選んだんですね。

 

座りひよこ

ですが、同じく30代でオーストラリアにワーホリに行っていた友人は、英語の語学力を買われ、あっさり再就職できまして。

 
『ワーホリ後の再就職は難しい』ってよく耳にしますが、コレはワーホリ中に習得した語学力や、スキル。

 
そして、それらを買ってくれる就職先かどうかも大きいんじゃないかなぁと思います。

自由と時間とお金が欲しくて副業で在宅ワークをやってみた

そんなこんなで結局、フリーターとしてバイト生活を始めることにしたんです。

でも、やっぱりいくら一人暮らしとはいえ、月15万で暮らしていくのって厳しいんですよね…。

 

ひよこ(;´・ω・)

そもそも「夢を追いかけたい」と仕事を辞めたはずなのに、昔以上にやりたい事ができてない生活ってどうなのよ…

と。

そこで「どうにか収入を増やそう!」…と始めたのが、在宅ワークです。

よくある「クラウドソージング」ってやつですね。

私がやっていたのが…

 

「〇〇についての記事を書いてください!」

「ライター募集中!主婦の方でもできます!」

「お家でもできるデータ入力のお仕事です」

 
・・・なんて、ネット上で不特定多数の人に仕事を発注している形態のお仕事です。

 
幸い、商業高校の情報処理科出身だったので、パソコンの入力だけはそこそこできたので、コツコツお仕事を始めてみることに。

 
最初は1記事400円ほど…と単価の安いお仕事だったんですけど、数をこなすうちに高単価の仕事もできるようになってきて。

 
そのうち、月に3万円ほどは収入として入ってくるようになりました。

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ワーキングホリデーに30代で行って仕事がないとあがいた末に

嬉しいひよこ

いい副収入ができたなー♪

なんて、最初は何も考えずに喜んでたんですけど・・・。

少しずつ「ネットの世界のお仕事」に慣れてくると、WEB上にあふれてるブログとか、サイトとか。

そういう物の仕組みがちょっと見えてきたんです。

 
そのうち段々・・・

 

はてなひよこ

自分もブログを立ち上げてみようかなぁ?

そっちの方が効率いいんじゃない?

なんて「ブログの立ち上げ方」とかを調べてみると、案外簡単に出来そうで!

 
YouTuberが流行りにはやってノリに乗ってた時期でしたし・・・

「ブログでも広告収入とかで食べていけるんじゃない!?」

なんて、一人で盛り上がっちゃったんですね。(笑)

 
それからネットであれこれ検索して、どうにかこうにか自分のブログを立ち上げることができました。(このブログじゃないですよー。)

 
そうして、1年ほどコツコツ運営していくと、ある月の収入がなんと驚きの15万円越え!

 

OKひよこ

これは正直、自分でもびっくりしました。

クラウドソージングで記事を書き、ブログやサイトのお仕事に携われてたのが大きかったのかなぁと今では思います。

たった1回の月収15万オーバーにテンションがあがった結果・・・

これは本腰を入れて取り組めば、もしかすると、いや確実に…

 

  • 自分で仕事時間を管理しながら、将来の目標達成のための勉強に時間が使える!
  • その為には結構お金が必要だけど、そのお金もネットのお仕事で捻出できる!
 

そしたらいずれ…

 

びゅーんひよこ

海外での実習や研修にももっと積極的に参加できるし、このカツカツの貧乏生活からも抜け出せる!!!

給料日前にお米が足りなくておかゆ生活とかしなくてよくなるし…

回らないお寿司とか、中が赤い柔らかお肉とか食べられるかも!

よし!こうしちゃいられない!仕事やーめよ!!

・・・と、ネットの収入がたった1回15万を超えただけにも関わらず、仕事を辞めちゃったんです。

 
そうして、個人事業主として「ネット1本で食べていく!」と声高に宣言したのがこの頃ですね。

 

 

そうして、あれから数か月。

今の生活がどうなったかと言いますと・・・

 

眼鏡らーめんひよこ

相変わらず、ラーメンをすする貧乏暮らしを送っております。

(5袋300円くらいのっす)

うん、ちょっと辞めるの早かったよねw

ワーホリ後の人生…30代の女性が夢を追い仕事を辞めて行った後のリアル

お金ひよこ笑顔

いやー!もう!!

めちゃくちゃ稼げて困ってるんですよねー!

・・・なんて言いたかったですけど、残念ながら相変わらず月の報酬は15万円ほどです。

 
バイトを続けてたら月収は30万円ほどだったので、ちょっと先走りすぎちゃいました。

うん、現実はそう甘くないっすねw

 
でも、いい意味で「腹をくくれた感」はあるので、これからも頑張ります。

 

ワーホリを通して、語学を学び、違う国の文化や人と触れ合って、自分の世界を広げたい。

そして、将来的に、その経験を自分の目標達成の糧としたい。

 
そんな気持ちで行ったワーホリでしたが、私は帰国後の進路をきちんと考えていなかったんだなぁと、今では思います。

 
私はラッキーなことに「ネットのお仕事」という、新しい形での手段に出逢えましたが…

やっぱり具体的な帰国後のビジョンを考えておくのは大切だなぁって。

ワーホリを勝手に「自由でキラキラしたもの」と考えていたところもありました。

 

でも、結果的には「行ってよかった!」と思っています。

ワーホリでも海外留学でも。

「行こう!」と思う理由って、就職に有利なスキルとしての語学を学ぶ以外にも、沢山ありますよね。

 
自分なりの「なぜワーホリに行くのか?」という根っこの部分。

 
自分が本当にやりたい事を見つけるため

自分の知らない世界を知るため

今の生活から離れたいから

 
人それぞれ理由はあるでしょうけど、きっと多くの人が「今の自分とは違う自分」になるために、海外に行くんじゃないかと思うんです。

 
ワーホリでの現地生活って、決して楽しい事ばかりじゃないですし、時には「なんで来ちゃったんだろう」と思う事もあります。

 
「ワーホリは遊び」なんて思う人も、多からずいるんだなぁとも感じましたし…。

 
でも、その「ワーホリに行って自分は何をしたいのか」を忘れなければ、行って後悔することは減るんじゃないかなぁって。

 

座布団ひよこ

30代の独身女のちょっと独特な長話でしたが・・。(笑)

知人と同じように、「ワーキングホリデー…どうしよう?」と思っている方に。

1ミクロンでも参考にしていただけたら幸いです。

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