こんにちは。
どこかに…どこかにもやしが19円で売っていませんか!?
むったです。
今日、11月7日はなんと「もつ鍋の日」なんですって。
…え?11月7日がもつ鍋の日?
…なにそれ?初耳ですが。え?マジでニューイヤー。
…もつ鍋の国、福岡出身として…これはスルーできないっすわ!
11月7日がもつ鍋の日になった由来と残された謎…
ポチポチとネットで世界の動向をチェックしていたら、ふと飛び込んできた
おいしいもつ鍋を食べよう♪
という、突然の「もつ鍋の日」宣言。
なんだろう。…青天の霹靂とはこの事ですよね。
だって、九州…しかも福岡出身の私です。
私も含め、私の周りの友人達のもつ鍋への愛は尋常じゃありません。
数年前、世界のナベアツが一世を風靡していた頃…
ミノを食べた時だけアホになり、センマイを食べた時は牛になるヤツやろーぜ!
…と、自分の食べたモツを表現する「世界のナベモツ」ゲームが
連日行われていたくらいにモツを愛しています。
それなのに…
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11月7日が「もつ鍋の日」という事を知らなかっただなんて…!!
悔しかったので、すぐに「もつ鍋の日」の由来を調べてみました。
もつ鍋の日はごろ合わせ…?…ん?
どうやら、11月7日は (1【い】1【い】7【な】べの日)という語呂合わせから来ているそうです。
実はこれ。
だしやお鍋のつゆ、かつおぶしなどで有名な
ヤマキさん(ヤマキ株式会社)が2001年に制定したものだそう。
- 11月7日は立冬(暦の上での冬の始まり)
- 鍋物がよりおいしくなる季節が始まるよ!
- 家族で鍋を囲んで“おうち鍋”を楽しんでほしい!
こんな気持ちが込められたようですが、要するに…
お鍋の季節が始まるよー♪
・・・と、みんなで楽しくお鍋たべちゃおうよ♪って事なんですね。
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あれ?
…モツ鍋関係なくね?
もつ鍋の日はどこから来たのか?
そうなんです。
11月7日は「もつ鍋の日」というより、ただの「鍋の日」なんですよー。
気になってネットを調べてみても…
なんて書いてあって…
え?それ「いいちゃんこ鍋の日」でも「いいキムチ鍋の日」でも良くない?!モツどこから来た!?
…と、どうも腑に落ちません。
このままじゃ納得できん!!
と、さらに調査を進めたところ、とうとう「いいもつ鍋の日」の出所が判明しました!!
11月7日のモツ鍋の日を制定したのは…
どうやら、もつ鍋の日は2011年(平成23年)に日本畜産副産物協会が制定したよう。
日本畜産副産物協会は、動物からもたらされる資源を有効活用する人達や企業の手助け・広報活動をおこなっている協会です。
食肉を生産する過程で必ず出る、内臓、骨、皮などの副産物。
これも無駄なくきちんと使わせていただこう!…という取り組みを行っているんですって。
「11月7日 もつ鍋の日(イイもつナベ)」
以外にも…
「7月13日 もつ焼の日(ナイゾウ)」
と、内臓の日も制定したようなのですが…うん。
だったら、やっぱり「ちゃんこ鍋」や「キムチ鍋」じゃなくて「もつ鍋」だよねー!
11月7日の「いいなべ」な語呂合わせに
「モツ」をぶち込むのは、半ば無理やりな気がしてましたが
「命ある動物から頂いたものを、美味しく残さず食べよう」
この気持ちって大切だと思うんです。
11月7日、いいもつ鍋の日。
この日を制定してくださった、日本畜産副産物協会さん…。
ありがとうございましたー♪
もつ鍋の日にふさわしいお鍋の具材としめをおすすめするよ!
…と、もつ鍋の日の秘密がスッキリとしたところで、
もつ鍋好きの私としては、この日にふさわしい、とびっきりのモツ鍋で11月7日を迎えたい!
そして、みんなにも迎えてほしい!!
ちょっとした具材をプラスして、しめに加えるだけで
最高に病みつきになるもつ鍋が家でも作れちゃうので、ご紹介させていただきますねー♪
もつ鍋の具材はこれがないと始まらない
もつ鍋の基本材料は「モツ・にら・キャベツ・にんにく」。
ご家庭によって違いはありますけど、このあたりがオーソドックスな具材ですよね。
そこに・・・
- 豆腐
- 玉ねぎ
- もやし
- キノコ類
こんな具材をプラスすると、ボリュームも出るし美味しいです。
ですが、さらに美味しくするために…
- 皮付きごぼうの細切り
これを加えてみてください♪
ごぼうのささがきよりも、ごぼうの細切りの方がシャキシャキした食感が美味しく感じられます。
ごぼうを切るのが面倒な時は、水に入ったカット済みのごぼうでも十分おいしいですけど
やっぱり皮付きの方が香りが出てウマし!っす。
後、もつ鍋に欠かせないにんにくは、思い切って豪快に1玉まるまる使っちゃいます。
臭いが気になるところですが、今日は年に1度のモツ鍋の日。
1玉分のニンニクのスライスを加える事で、美味しいもつ鍋が3倍美味しくなります♪
もつ鍋のしめは定番のあれにあれを加えて・・・
美味しく頂いた後の楽しみは、やっぱり最後の締めですよね♪
もつ鍋のしめは、九州ではちゃんぽん麺なんですけど、他の地域でもそうなのかなぁ?
お餅や雑炊も美味しいんですけど、やっぱり太めのちゃんぽん麺って、スープが絡んで美味しいんですよね♪
もう勝手にちゃんぽん麺でしめる方向で話を進めちゃいますけど
この締めのちゃんぽん麺。
麺を加えた後に、食べる直前に大量の黒ごまを投入。
仕上げにぐるぐるとかき混ぜ、しっかり麺に絡ませてから食べると、もう涙が出てきます。
黒ごまは、スープと麺が黒で埋め尽くされるくらいの大量投入がおすすめ!
口いっぱいに広がるゴマの香りとモツのスープは、
それまで食べてきたもつ鍋の味をガラリと変える、まさに「〆」にふさわしい味になります♪
白のすりごまを使ってもこれまたウマしっす!
一度も試したことが無い方は、ぜひ一度やってみてくださーい♪
11月7日がもつ鍋の日って無理やりすぎじゃなかったという結論
いろいろと調べてみて、11月7日がもつ鍋の日というのは、無理やりでもなんでもなかったなぁって、しみじみ感じました。
今でこそ、飽食の時代とも言われ、それこそ食べ物も食べきれずに捨てちゃうほどに溢れています。
季節に関係なく、美味しい物をいつでもどこでも食べられますが
昔は冬を越すのにも、保存食を作ったりしてたんですよね。
食べられるという事は当たり前じゃない。
立冬という冬の始まりの日に、改めて食べ物に感謝をし、来るべき冬に向かう。
そのきっかけとなる「11月7日のもつ鍋の日」は、大事な事を忘れない為のきっかけかもしれないですね。
よし、モツ買ってこよう♪